2005年12月28日

悲しく素晴しい出会い

真珠の耳飾りの少女
GIRL WITH A PEARL EARRING
shinjunomimikazari.jpg
2002年 イギリス映画
1時間40分

監督:ピーター・ウェーバー
出演:スカーレット・ヨハンソン
コリン・ファース
配給:ギャガ・コミュニケーションズ

【Abaut The Film】
1665年、オランダ。天才画家フェルメールの家に使用人としてやってきた少女グリート。下働きに追われる中、色彩における天賦の才をフェルメールに見出されたグリートは、やがて弟子となりモデルとなり、画家に創造力を与えるようになる。主人と使用人としての距離を保ちつつも、次第にお互いが本能で理解しあえる運命の相手だと気造く二人。許され造恋。触れ合うこともでき造まま、押しとどめていた想いは、しかし画家とモデルとして向き合うことでやがて、押さえきれ造ものとなっていく。だが、そんな二人を嫉妬に身を焦がす画家の尊、好色で狡猾なパトロンが許すはずもなく、少女はその想いを犠牲に、敬愛する画家と芸術のためにその身を危険にさらしていく・・・。
公式サイト


画家としての尊敬、憧れ。
被写体としての美しさから生まれる創作意欲。
頭で理解して求めていたものが、いつしかお互い魂が求め合うようになっていく。
理性ではなく、本能で求める。
でもやっぱり理性は捨て切れなくて、捨てきれない理性の扱いに身を焦がす。

分相応な愛のほうが楽だし、幸せになれる率も高い。
それでも、わかっていても抑えられない想いというものもある。

人前では絶対に髪を見せないグリート。
ターバンを巻くために頭巾を取るのを覗き見る画家の視線。
そして耳飾り(ピアス)をつけるために耳に穴を開けた少女の涙。
肌を見せたわけでも、愛の行為を交わしているでもないのになんとも官能的。

この作品の元になった絵画はこちら。
earring.jpg

映画の中で、グリートを演じたスカーレット・ヨハンソンが見事にリンクしていく。

名作を生み出した素晴しい出会いに、私たちは感動するが
当の本人たちの切なさは計り知れない。

芸術って、本当は悲しいものなのかもしれない。
posted by ilove at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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