2006年01月12日

過剰すぎる愛と物足りない愛

トーク・トゥ・ハー
TALK TO HER
talktoher.jpg
2002年 スペイン映画
1時間53分

監督:ペドロ・アルモドバル
出演:レオノール・ワトリング
ハビエル・カマラ
配給:ギャガ・コミュニケーションズ

【Abaut The Film】
病室の清潔な白いベッドの上で、アリシアは事故で昏睡状態となり深い眠りの中にいた。だが、彼女はひとりではない。看護士のベニグノが、4年間、眠り続ける彼女の髪や爪の手入れをし、体を拭き、クリームを塗り、服を替える。彼女に日々の出来事や感動的な舞台や映画について語りかけるベニグノは、他人からは解らなくとも、2人の間に確かなコミュニケーションの存在を感じている。
一方、女闘牛士であるリディアもまた、競技中の事故によって昏睡状態で入院していた。彼女の恋人であるアルゼンチン人のマルコは、突然の事故に困惑し、彼女の傍らで泣き、ふさぎこんでいた。
互いの境遇を語り合ったベニグノとマルコの間には、いつしか厚い友情が生まれていった。
ベニグノの盲目的とも言える揺ぎない愛は、誰も予想だにしなかった悲劇と奇跡を招き、それぞれの運命を大きく変えてゆく・・・。
公式サイト


昏睡状態の人間の意識はどんなものだろうか?
意識がないのが昏睡状態なのだけど、その身体に生命が存在する限り、
魂はこの世に存在しているのだろうか?

介護師のベニグノは昏睡状態のアリシアを世話をするうちに彼女に愛を感じ、
介護師として、いや人間として犯してはいけない世界に踏み込む。
彼女からの言葉はないが、二人の間に確かにコミュニケーションはあるという。

女闘牛士リディアの恋人マルコはただ泣くばかり。

2人の昏睡状態の女性と、彼女らを愛する2人の男性。
男たちの愛の表現はまったく違う。

人として、女として、どちらが幸せなのだろうか?

ベニグノの愛は過剰すぎるが、マルコの愛では物足りない。

アリシアが昏睡状態の間にされていた行為を思うとどうなんだろう・・・と思ってしまう。

私だったら・・・やっぱりショックだなぁ・・・

たとえ行為がなかったとしても、
意識がないうちにいろいろ世話をされていたと思うと・・・
いろいろ見られて、触られていたと思うと・・・
たとえ目的が健全な介護だとしても・・・

やっぱりやだなぁ・・・

それでもそのベニグノの過剰すぎる愛情によってアリシアは意識を取り戻すのだから
これも愛の力なのだろうか?

ベニグノの言うとおり、せめて2人の間に本当のコミュニケーションがあったと思いたい。
posted by ilove at 14:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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