2006年01月31日

時代は変わっても

グッバイ、レーニン
GOOD BYE LENIN!
goodbyele.jpg
2003年 ドイツ映画
2時間01分

監督:ヴォルフガング・ベッカー
出演:ダニエル・ブリュール
カトリーン・ザース
配給:ギャガ・コミュニケーションズ

【Abaut The Film】
1989年東ドイツ。アレックスの母、クリスティアーネは、夫が西側へ亡命して以来、祖国・東ドイツに忠誠心を抱いている。建国40周年を祝う夜、クリスティアーネは、アレックスがデモに参加している姿を見て心臓発作を起こし、昏睡に陥ってしまう。意識が戻らないまま、ベルリンの壁は崩壊、東西ドイツは統一される。「覚めても、もう一度ショックを与えたら命取り」と医者に言われた息子は、8ヵ月後、奇跡的に目を覚ました母に再びショックを与えないため、アレックスはクリスティアーネの周囲を統一前の状態に戻し、世の中が何も変わらないふりをしようとするが…。
公式サイト


世界は毎日動いている。
これから起こることは誰にもわからない。
予定を立てても何かの事情で潰れることもあるかもしれないし、
予測していない事態が起こることだってある。
それでも私たちは明日の予定を立て、1週間後の食事の約束をして、
1ヵ月後のイベントの準備をする。
そうやって、なんとなくやって来るであろう未来を予測して生活している。

今ある生活、信じているもの・・・それらが眠っているうちに一変したら
「何を信じればいいの?」と混乱するのは必至。
心臓に爆弾を抱えた母・・・それもそのきっかけが自分の行動だとすれば
・・・私だってアレックスのような行動に出るかもしれない。

ただし彼のようにTV番組作ったり、旧東ドイツ製のパッケージを探してきて詰め替えたり
そこまで騙しきれる自信はないけど・・・

世の中が《西》化していく中で、時代に逆らうように《東》を追いかける。
家族も、それに巻き込まれていく友人、恋人も必死。
行動の原動力は愛であり、そこで葛藤している人物が、それが可笑しくもあり悲しい。

ベルリンの壁崩壊のニュースは記憶にある。
もう17年も前のことなのか。

共産主義から民主主義へ。
その時代の変貌、生活の激変ぶりは当時のニュースからはあまりぴんと来なかったが、
この映画で改めて凄いことだったんだと知る。

今の教科書にはこれって大きい事件として扱われているんだもんな・・・

世界史専攻の学生は見ても損じゃないと思うよ。

歴史を学ぶ上で大切なことは
《偉い人が何をやった》じゃなくて《民衆がどう過ごした》だからね。

私は日本史専攻だったけどね。

posted by ilove at 12:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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