2006年02月01日

ピッタリの靴を探して

イン・ハー・シューズ
IN HER SHOES
inhershoes.jpg
2005年 アメリカ映画 英語
2時間11分

監督:カーティス・ハンソン
出演:キャメロン・ディアス
トニ・コレット
シャーリー・マクレーン
配給:20世紀フォックス映画

【Abaut The Film】
30歳目前にして自分にぴったり合う靴がみつけられず、裸足でさまよい続けている……マギーはそんな女性。弁護士として活躍する姉のローズとは靴のサイズ以外は正反対。
キャリアも資格も学歴もない彼女が、たったひとつ人に誇れるのは、グラマラスなルックスだけ。とはいえ、若さの賞味期限はそれほど長くない。遅まきながら自立の坂道を登り始める。
よろめき、つまずき、傷ついて、自分のみじめさを噛みしめる日々。その過程でとんでもない裏切り行為を働き、唯一の理解者だったローズと対立。完全に居場所をなくしてしまう。
そんな彼女が向かったのは、最近まで存在さえ知らなかった祖母の住むフロリダ。ファッショナブルなハイヒールよりも洗いざらしのスニーカーが似合うこの土地で、マギーは、いままで知らなかった本当の自分と出会うことになる――。
公式サイト


監督が言うとおり
「観客たちが“あれは自分だ”と言ってしまうようなキャラクターばかり」
とまではいわないが、誰かしら共感できる人物を見つけられる、そんな映画。

どんな人間でも多少のコンプレックスは抱えている。
大きく分ければ《中身》に抱えるか《外見》に抱えるか。

《中身》に抱える妹と《外見》に抱える姉。
コインの裏表のような二人だけど、そんなに違わない。
本心は同じ「自分に自信がもてない」こと。
その穴埋めをするように、妹は奔放なセックスを繰り返し、姉は仕事に没頭していく。
でもそれは根本的な解決策にはなっていない。

苦手なことというのはどうやっても苦手で、
一時それから逃げるように他のことに没頭するというのはアリだけど
いつかは膝を突き合せなければいけない場面が出てくる。
いつまでも逃げてちゃいけないんだ。

その大きなきっかけとなった《妹の裏切り》は絶対にあってはいけないことだと思うし、
相手の男の下半身のだらしなさには幻滅。。。
姉は「こんなことをした妹を、婚約者の彼がどう思うか」と悩む。
深い絆の姉妹の間では、男がドウコウじゃないんだなぁ・・・

二人を見守る祖母のエラの暖かい視線。
彼女もまた、失った時間を取り戻そうとしている。

思い出を語る上で、姉が幼い妹には見せまいとした現実が明らかになっていく。
思い出というのは美しいだけじゃない。
美しいベールに隠された内側には悲しい現実があるということも知る。

これは多くの女性が共感できる映画なんじゃないかと思う。

posted by ilove at 15:13| Comment(0) | TrackBack(3) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック

テレビ・メディア
Excerpt: あいらぶ・・・様トラックバック、ありがとうございました。blolog〔ブロログ〕では、カテゴリー別にトラックバックを募集中です。他のカテゴリーへも、お気軽にトラックバックして下さい、お待ちしております..
Weblog: blolog〔ポジティブレビュー〕
Tracked: 2006-02-03 10:55

映画の感想募集中!
Excerpt: あいらぶ・・・様、イン・ハー・シューズのトラックバックありがとうございました。フィルムナビでは、さまざまな映画のクチコミ情報を集めています。映画の感想などをブログに書かれた時には、ぜひまたトラックバッ..
Weblog: フィルムナビ〔film-navi〕
Tracked: 2006-02-03 11:38

イン・ハー・シューズ/キャメロン・ディアス
Excerpt: 簡単に失われるような人間関係なら、最初からなかったと諦めた方がいい。人と人の本当の信頼は、一つや二つの事件では揺るがない。そのことを強く感じた映画でした。 女性弁護士ローズ(トニ・コレット)には..
Weblog: 文学な?ブログ
Tracked: 2006-06-20 01:32
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。