2006年02月24日

家族を作る

空中庭園

kuucyuuteien.jpg


2005年 日本映画
1時間54分

監督:豊田利晃
出演:小泉今日子
板尾創路
鈴木杏
配給:リトルモア

【Abaut The Film】
“ダンチ”と呼ばれる東京郊外のニュータウン。そこに暮らす京橋家では、“家族の間で隠し事をつくらない”というのが一家のルール。だが内実は、それぞれ誰にも言えない秘密を抱えていた。
娘のマナは学校をサボってショッピングセンターや見知らぬ男とラブホテルに行き、弟のコウも学校をサボりがち。また父の貴史は浮気に走り、妻の絵里子はベランダのガーデニングにいそしみながら、母との長年の因縁に悩んでいた。
そんなある日、ひょんなことから貴史の愛人ミーナがコウの家庭教師として京橋家に現われたのをきっかけに、家族の歪みが少しずつ表面化してゆく…。

直木賞受賞の人気作家・角田光代が“家族”の意味を見つめ綴った第3回婦人公論文芸賞受賞の同名連作短編集を小泉今日子主演で映画化。
公式サイト


「お母さんが明るい家は、家の中が明るい」
どこかでこんな言葉を聞いたことがある。
母親の笑顔というのは幸せな家庭には欠かせない。

妻絵里子はそのためにいつも笑顔でいることに勤めた。
幸せな家族を作るために。
でも本物ではない笑顔では本物の幸せな家庭は作れない。

そもそも家族は「作る」ものなのか?

家族のルール《秘密を持たないこと》。
そのルールを守るために必死になって取り繕っている家族が痛々しい。

それは理想でありながら、実現がかなり厳しい。
というか、ナンセンスだ。

秘密なんて誰だってある。

両親が知り合い、性行為を行って自分という生命体が生まれる。
それは事実であっても「いつ、どこで」となるとちょっとナマナマしい。
全て包み隠さずというのは、そんなナマっぽいところも含んでいて、
そこまで知ってしまうのは気色悪い。
そんな《気色悪い》ルールを本気で実践しようとしている絵里子に病的なものを感じたが、
物語が進むにつれて、やっぱりね。。。

生活していくことはリアルなことだ。
リアルだからと言って現実を掴むことは意外と難しい。
思い込みというものがそれを邪魔するのだ。

幼い頃の記憶が、トラウマと思い込みによって曲げられている。
現実は自分が思っているよりもずっと良いかもしれない。
それに気がついたとき、別のものが見えてくるし、
幸せに気がつくことができるのかもしれない。

やっぱりお母さんはいつでもニコニコしていて楽天的なほうが良い。

私は良いお母さんに育てられたな、と思う。

posted by ilove at 17:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。