2006年02月10日

ファム・ファタル

カルメン
CARMEN

2003年 スペイン・イギリス・イタリア映画
1時間58分
carmen.jpg

監督:ヴィセンテ・アランダ
出演:パス・ヴェガ
レオナルド・スバラグリア
配給:クレストインターナショナル

【Abaut The Film】
タバコ工場で働くカルメンは、一軍曹であったホセを誘惑し、牢獄へ入れられる寸前にまんまと逃亡。以来ホセは彼女のことが忘れられない。ある日、2人は再びめぐりあい、彼女の言うがままに一夜をともにする。それがカルメンとの激情の運命への第一章であった。
自由な女カルメンを愛するあまり、ホセは軍隊の上司を刺し殺し、国から国へと裏の社会を歩くお尋ね者となり、ついには山賊へ身を落としてしまう。強奪、詐欺、そして殺人さえが生活の一部となることにも慣れてしまったホセ。だが、カルメンの心変わりを知り、自分だけを愛さないのならば死を与える、と人のいない教会でナイフを手に詰め寄る。
「愛していないのに愛していると言うことは出来ない、殺すなら殺せばいい!」
燃える瞳で見据えるカルメンにホセが答えた運命とは・・・?
公式サイト


ジョルジュ・ビゼー作のオペラ「カルメン」を映画化した作品。
こんなに何度も映画化されているとは知らなかった。

私は映画もオペラも触れたことがなかったので、本映画が初カルメンとなる。

今までちゃんと作品にふれたこともないのに
【カルメン=悪女】というイメージを持っていた。
カルメン=ファム・ファタル
・・・恋心を感じた男を破滅させるために、運命が送り届けてきたかのような魅力を持つ女。
それが世の中の人たちの一般的なイメージだろう。

実際カルメンはホセにとっては悪い女。
しかしスクリーンに描かれているのは
富も地位も何も持っていない女が精一杯生きていく姿だ。

生まれと性で差別されたこの時代の女たち。
貧しい家で生まれたものが富を手に入れることは夢のような話。
まして身分が低い女とくれば。
生きていくために、欲しいものを手に入れるために身体を投げ出すカルメンの姿は
現代の女性のように力強さを感じた。

一方、ホセは純粋すぎるお坊ちゃまタイプ。
エリート街道まっしぐらのはずがカルメンに出会ったことで心を狂わせて
落ちるところまで落ちていく。
これも現代でもありそうな話。

時代背景を現代にしても成り立ちそうな話だな、などと思ってしまった。

ラスト近くでカルメンは裸に布を巻きつけのまま(だったような気がする)
ホセにさらわれる。
人気のない教会で殺された彼女の姿は《何も持たない哀れな女性》だった。

カルメンは自らの魅力、身体で男たちを魅了し、利用していくが、
利用されて身体を弄ばれていたのは、むしろ彼女のほうだったのかもしれない。


カルメン役のパス・ヴェガは本当に美しい・・・
ベットシーンも、その身体も・・・

R18指定ですから・・・

posted by ilove at 16:09| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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