2006年03月02日

夢と現実

ネバーランド
FINDING NEVERLAND
neverland.jpg

2004年 アメリカ・イギリス映画
1時間40分

監督:マーク・フォスター
出演:ジョニー・デップ
ケイト・ウィンスレット
ダスティン・ホフマン
ジュリー・クリスティ
配給:東芝エンタテインメント

【Abaut The Film】
20世紀初頭のロンドン。劇作家のジェームズ・バリは、公園でシルヴィアと4人の息子たちに出会う。三男のピーターは、父親の死後子供らしさを失っていたが、ジェームズはその姿に、自分が幼い頃に作り上げた想像の世界、ネバーランドを思い起こす。子供たちとの親交に刺激され、ジェームズは新しい劇に取り掛かるが、世間ではあらぬ噂が立ち、ジェームズの妻メアリーは孤独を感じていた。やがて新作「ピーター・パン」が誕生するのだが・・・。
公式サイト


事実を事実として受け止めること。
実はとても難しいことなのかもしれない。

夢と現実の世界を自由に往来するうちに、どちらが本当なのかわからなくなる。
いや、わかっていて戻りたくなくなってしまう。

現実は現実で夢は夢。
夢の世界はあまりにも美しすぎて、楽しすぎて
現実に戻ったとき、よりいっそう虚脱感を覚える。
裏切られるのが怖くて、夢を見ない。

本当は夢を見ることによって失うものよりも
夢を見ないことによって得ることができないものの方が沢山ある。

父親を失い、その悲しみを乗り越えるために、幼いピーターは空想を拒絶する。
そんなピーターに夢見ることがステキなことだと教えてくれたバリ。

大人になるということは、どちらも受け止めていくということなのかもしれない。

だけど上辺しか見れない大人がどれだけいるか。
シルヴィアとの仲を疑う世間、そしてバリの妻メアリー。

世間はどうでもいいけれど、妻とはきちんと話さないとね。
バリに子供たちへの愛情以上のものがあったとしても、なかったとしても、
彼が何を思っているのか話さなければ。
メアリーが聞く耳を持っていなかった?
うん、それも一理あると思うけど。

目に見えないものを信じるって難しいね。
難しいけど、信じることで新しいものが見えてくるのかもしれない。

対【夢】、でも対【人】でも信じることから始まるんだよね。
うん、わかってはいるんだけどね・・・


ジョニー・ディップはもともと好きだったんだけど、
ケイト・ウィンスレットとフレディ・ハイモアには泣かされちゃいました。
舞台つくりのエピソードなんかもあって、見所は沢山ある作品だと思う。



余談だが・・・

子供の頃、初めて観た大きな劇場での舞台が
榊原郁恵さん主演の『ピーターパン』だったと思う。
幼稚園児の私とまだ幼稚園にも通っていない妹の手を引いて
母が新宿コマ劇場(たぶん)へ連れて行ってくれたのだ。

ティンカーベルが毒を飲んで死にそうになるシーン、
必至に「妖精を信じます!」と叫んだのが今でも記憶に残っている。
それ以来、かなり長い間『ピーターパン』は、目標に近いものだったような気がする。

役者になりたい!
いつかあんな舞台に立ちたい!!

・・・と思っていたかは自分でもわからないけど・・・

今はミュージカルというジャンルの舞台に立ちたいという想いはほとんどないけれど、
それでも『ピーターパン』は私の中では、何か特別なもののように感じている。

大人になってから、久しぶりにピーターパンに触れたわけだが、
メッセージが沢山詰まった物語なんだね。

posted by ilove at 17:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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